ジョンジョンフェスティバル大感謝祭を終えて

トシです。ちょっと長く感想を書こうかなと思います。

 
2014年6月10日、ジョンジョンフェスティバル大感謝祭が終了しました。実に7時間に及ぶイベントでした。最初は時間を持て余すかなって思ってたけど、蓋を開けてみたらあっという間だった。寧ろ足りないくらい。
 
4年と5ヶ月(最初のライブは2010年の1月9日でした)の間に色んなミュージシャンと一緒に時間を過ごしてきたんです、僕ら。その人たちとほんの1、2曲一緒にやるだけの短い間に、思い出が走馬灯のようにフラッシュバックし、それがずっと7時間続きっぱなしだった。何度も死んで生き返るような? ボスのキンググリムゾンにやられちゃったような。そんな濃密過ぎる時間でした。思い出に浸る間もなくどんどん次のゲストと一緒に演奏するんだけど、それがまた良くてね。
 
これまでどのミュージシャンの人とやるときも僕らは楽しんでいたし、向き合っていたし、その人を立てるけど主張するところはするし、一緒に作っていたし、共有するのを大切にしていたし、音楽以外の時間も目一杯楽しんでいました。それが最後に生きてきたのかなと思います。
 
世界が広がっていって、多くの人に愛されて、またその愛に応えたくて張り切ってきました。お休み前ということで、最後のライブに駆けつけてくれた人は何と300人を超えていて、会場の月見ル君想フのレコードを叩き出したそうです(ヤッタネ)!
 
前代未聞の物々交換システム。お店に売上げが一切入らないのによく提案してくれたよ、本当に。僕らの案じゃなくて、ブッキングの高橋さんのアイデアだったんです。高橋さんありがとう。そしてかけつけてくれた皆からの品々が多いこと多いこと。12時から仕分けして終わったのが朝の5時くらいだったから、ライブの時間とほぼ同じくらい仕分けしてたんじゃないかな。僕はその物量に圧倒されて途中で寝込んでしまいました。でも家に帰ってきて頂いたものを開けたり手紙を読んでいるうちに、一人一人と向き合える時間が持ててよかった。頂いたもの大切にします。
 
さて僕らはこれから長いお休みを頂きます。どのくらいお休みするかはわかりません。アニーが、それぞれのバイオリズムが合ったときまた一緒にやるでしょうと、いささか予言っぽい感じで言っていたけど、そんな感じじゃないかな、と思います。でも来るべき日に備えていきたいなとも思っています。
 
僕らと一緒に過ごしてくれて本当にありがとう。弾く人も聴く人も幸せにする、それがジョンジョンフェスティバル。最初のモットーは「明るく楽しく朗らかに」でした。休止後の世界ではどうなるんでしょうか? 
 
皆さん乞うご期待。それではまた会う日までさようならさようなら。
 
ジョンジョンフェスティバル トシバウロン